アフリカの教育を変えるために、立ち上がった大学生!

日本から距離にしておよそ1万2000km。遠いアフリカ、タンザニアの地でその圧倒的な実行力と熱い情熱で現地に教育支援を行っている学生団体がいる。その名は「ASANTE PROJECT」。ASANTEとはスワヒリ語でありがとうを意味し、そこには自己満足で終わらず現地の人に心からASANTEと思ってもらえる活動がしたい、という思いが込められている。

2016年4月に創設されたばかりの若い団体であり、メンバーはすべて大学生で構成されている。わずか半年の間に彼らはタンザニアの地で何をし、何を変えたのか。代表の稲川氏と小林氏、運営メンバーの池田氏に話を伺った。

 

ニーズを捉えていない支援は現地の重荷になる

―学生団体設立までの経緯を教えてください

稲川氏 :今年の3月にまったくのノープランでアフリカをいわゆる”バックパッカー”として旅をしていました。その当時はまったくボランティアに興味がなく、むしろ学生の間で就職活動に役立つ課外活動としてされうる場合もあるボランティア活動を正直敬遠していました。そんな中、タンザニアで宿や食事のサポートまでついているボランティア体験を偶然日本で見つけ、宿までつくのならばと、軽い気持ちで参加してみました。

小林氏 :僕も稲川さんと同じ経緯でそのボランティア体験に参加して、そこで初めて稲川さんと出会いました。そして初めて見たタンザニアの幼稚園の教育環境に唖然としました。現場は簡易なトタン屋根や雨風をしのぐ外壁がなく、また数少ないチョークを生徒一人ひとりに渡すために1本のチョークを最初にいくつかに砕いて使うなどのことをしていました。

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